

ヤクザと中学生がカラオケ?と、あまり興味は湧かなかったのですが、読んだら笑えて、ちょっぴりポカポカするお話でした。
自分が学生の頃に出会った大人たちを思い出すような懐かしさがある『カラオケ行こ!』を紹介します。
ヤクザが中学生にカラオケを習うというだけで笑える

ヤクザの狂児は、組内のカラオケ大会でうまく歌うために、合唱コンクールを見学に行きます。
そこで一番上手かった中学校の部長の聡美に、「カラオケ行こ!」と声をかけるところから始まります。
出だしから、違和感しかないです(笑)
狂児を怖がりながらも、惹かれていく聡美。
2人の漫才のようなやりとりに笑えます。
「マンガ大賞2021」に最終ノミネート
読んだきっかけは、「マンガ大賞2021」に最終ノミネート10作品に選ばれていたことです。
和山先生の漫画は、10作品中2作品も選ばれていて、先に『女の園の星』を読んだら、思いっきりハマってしまったので、『カラオケ行こ!』も読んでみました。
和山先生の経歴については、この記事をご覧ください。
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://manganoyama.com/onnnanosononohoshi/ target=]
『カラオケ行こ!』のここが面白い
1 ヤクザがカラオケの真剣に練習をしている

なぜ、ヤクザがカラオケの練習をしているかというと、組でカラオケ大会があり、一番下手な人は、初心者の入れ墨彫りの組長の手で、デッサンの狂った入れ墨を掘られるらしいです。
しかも、めちゃくちゃ痛くて、気絶する人もいるくらい。
それは、中学生の力を借りてでも上手くなりたいですね!
2 聡美くんによるカラオケの率直な意見が辛辣

最初はおどおどしていた聡美くんですが、狂児から率直な意見を求められると、合唱部の部長らしくはっきりと意見を伝えます。
「終始裏声が気持ち悪い」
え? うまい下手とかじゃないそんな意見なの?笑

そして、組の他のメンバーも聡美くんの指導を受けたいということで、順番に歌っていきます。
ここでも聡美くんの率直な意見が炸裂!
ただの悪口じゃないの?!
3 聡美くんと、狂児の兄弟のような友情

合唱コンクールに向けて練習している聡美くん。
でも、聡美くんにも悩みが出てきます。
それは変声期により、声が出にくくなってきたこと。
今まで真剣に取り組んできたが、苦しみだします。
そんな中での狂児とのカラオケを通じての交流は、最初はいやいやながらも付き合っていたのに、徐々に年上の兄弟のような心地よい関係になっていきます。
描き下ろし漫画
描き下ろしで、ヤクザの狂児がカラオケ屋でバイトしている頃の話が読めます。
狂児がなぜヤクザの世界に踏み入れたのかがわかり面白かったです。

二人の友情物語はどのようになっていくのか。
そして、狂児は入れ墨を回避できるのか?!
ヤクザと中学生の笑える友情物語で、思いっきり笑ってくださいね。
[afTag id=226]