
「あんたも何となく分かるやろ。このまま一緒に居ったらあかんって」
仲が良かった友人が、人間ではなく、別の何かになったら。
たまに見かけるストーリーかもしれません。
でも、友人ではなく、別のナニカになったと知っていて、一緒にいるのは危険だともわかっているのに、それでも一緒にいてしまう。
過去に危険な経験をしている人から、「一緒にいるのは危険」だと言われても、離れられない。
気味の悪さにゾワゾワするけど、2人の今後とその謎を知りたくなります。
多くの賞を受賞している話題作です。
このマンガがすごい!2023オトコ編 1位
全国書店員が選んだおすすめコミック2023年 5位
マンガ大賞2023 11位
次にくるマンガ大賞2022のWebマンガ部門 11位
あらすじ
光はもうおらんのや…それやったら――。
ある集落で暮らす少年、よしきと光。
同い年の2人はずっと一緒に育ってきた。
しかしある日、よしきが光だと思っていたものは別のナニカにすり替わっていたことに気づいてしまう。
それでも、一緒にいたい。
友人の姿をしたナニカとの、いつも通りの日々が始まる。
時を同じくして、集落では様々な事件が起こっていき――。
未知のナニカへ堕ちていく運命の物語、開幕。
『光が死んだ夏』のここが面白い
「寄生獣」「サマータイムレンダ」が好きなら、多分ハマる
僕は、ただただ怖いホラーものは、漫画も映画も苦手です・・・。
でも、「寄生獣」「サマータイムレンダ」みたいな、ホラーなんだけど、人間の感情ドラマを丁寧に描いている作品は、大好きです。
「光が死んだ」も、まさにそんな世界。
主人公のよしきは、友人の光が、光じゃないことに、以前から気づいていた。
友人の代わりに存在しているナニカ。
気持ちが悪い。
でも、そのナニカは光の記憶を持っているから、光と似ている部分もあり、そのナニカを嫌うことはできない。
そして、ナニカは、よしきへの好意を素直に出してくる。
それが、怖いと感じるくらいに。
ホラー漫画として、本格的に気持ち悪くゾワゾワする
ナニカが山から降りてきてから、街ではいろいろな事件が起こっていきます。
霊媒師のような人を雇い、なんとかしようとする街の人々。
そのナニカの存在を昔から知っている様子。
ナニカに関わっていたらしい街の人は、主人公のよしきに対して、助言します。
「あんたも何となく分かるやろ。このまま一緒に居ったらあかんって」
2人の関係が気になる! 友情ではなく、愛情に近いような・・・
光が、光だったとき、2人の関係は友情だったのか?
それとも、愛情??
ナニカは、よしきに対して、嫌われたくない、一緒にいたい。と、素直にまっすぐに、そして悲しいくらい不安そうな顔で、気持ちを伝えてきます。
そんなナニカに対して、よしきは、徐々に気遣い以上の行動をし始めていきます。
そんな変化の中で、え、これって、気持ち悪い!だけど、なんだかエッチな感じがする・・・って思ったシーンがあります。
ここは、ぜひ見てほしい!
その2人の気持ちは、まわりの人間たちを巻き込み始めていく。
続きが気になって仕方がないです。
作者
モクモクれん 先生
これが、初連載だそうです。
それで、こんなに大勢の人の感情をゾワゾワさせてくれる漫画が描けるなんて!
お話だけでなく、絵も綺麗。
風景や擬音の描写にもゾクゾクさせてもらえます。
巻数
既刊3巻(2023/11/14現在)
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